シームシーカー

円形パイプの溶接位置検出

磁気を利用したシステムで光学式とは異なります。外光の影響を一切受けません。製品表面の油も検査に影響ありません。

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特徴

  • 丸パイプのシーム位置が検出可能。
  • 磁気を利用するため反射率や色彩、濃淡、照明、油などの影響なし。
  • 打痕傷などがついた製品でも検出可能。
  • 検査時間はシームの位置出しまで約8秒。(Φ50mm丸パイプ)
  • 190gの軽量センサー。

検査方法

  1. パイプを1回転させたときの円周磁界から
    磁気特性データを取得。
  2. 得られたデータから物性を求める。
  3. 母材部分とシーム部分で物性値が異なり、シーム部分がピークとなる。
  4. ピーク位置に対応する角度でモーターが
    パイプを位置決め。

注:

検査できる材料 :鋼板、SUS440
検査できない材質:アルミ、銅、SUS304等

各部詳細

センサーとブラケット重量:350g

センサー非接触

検査風景

検査風景

装置構成と仕様

本機とユーザー設備の接続はRS485(422)、もしくはEthernetとなります。

構成部品

本体ユニット:SSF01

サイズ

280(W)×260(D)×66(H)mm

電源・重量

AC85~240V 0.5A 50/60Hz

構成部品

センサープローブ:SP14A

サイズ

20(W)×20(D)×100(H)mm

電源・重量

350g(ブラケット含む)

装置構成

モデル SSF01
検査パラメータ設定 検査画面上で設定・保存可能
センサー先端の素材 FR
オプション PLCとの接続
対応OS Windows10 / 11
動作温度 5°C ~ 40°C
動作湿度 ~80%RH(結露なきこと)
電源 AC85V~240V 0.5A(本体のみ)